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2009/09/08 (Tue)
丹波 黒豆 煮方
丹波の黒豆、丹波地方〔京都と標語に跨る地区〕で産出される品種で大粒で皮が薄くその大きさからも丹波の黒豆は別名黒大豆と呼ばれ黒豆の大さまの別名もあるほどです。
地元では平らな形の黒豆が多く作付けされていますが丸い形の丹波黒豆も作られています。
黒豆と言えばおせち料理このいわれは一年を豆に過ごせるようにとのことからなのですが黒豆の煮たものは保存もきくのでお正月の料理として定着したようです。
黒豆の煮方は大変な手間と時間を要します。
最近では他の御節は作っても黒豆はお店で売っているものを購入するだけなんて家庭も多いように想いますが、それは黒豆の煮方が難しく、時間も凄くかけなければ美味しいふっくらとした黒豆が出来ない、短い時間では作れないことに要因がある?のではないでしょうか。
豆が健康食なのはいわば常識になっていますが、大豆ポリフェロール地区にアントシアニンはテレビ等で話題になり注目されています。
美味しい黒豆を作るにはいくつかのポイントがあります。
<美味しい黒豆の作り方>
ポイントその一、黒豆はその年の秋に収穫したものを購入すること〔夏をこした黒豆は炊いても柔らかくならない〕
ポイントその二、黒豆を水に浸して一晩おくこと。
ポイントその三、水に浸したもので破裂したものを取り除くこと。
ポイントその四、煮方は沸騰させないこと、沸騰して黒豆同士がぶつかると皮が差くれてしまう。
ポイントその五、灰汁や泡を丁寧に取り除くこと ポイントその六、黒豆の甘さや味はいれる砂糖でも変わります、黒砂糖、ざら目、白砂糖など自分の味を作ることが肝心 ポイントその六、錆びた釘をガーゼでくるんで鍋に入れて一緒に煮る〔黒く、ふっくらと仕上げる為〕ポイントその七、煮方が終わったら冷めるまで煮汁に浸しておくこと。
これを怠るとしわがでやすくなります。
美味しい黒豆つくりにチャレンジしてくださいね。
2009/09/08 (Tue)
おせち料理
おせち料理は、新年を祝うために食べるお祝い料理のことです。
御節(おせち)とは本来、暦上の節目、季節の変わり目の節日(せちにち、節句)のことを指します。
節日の祝い膳として作られるめでたい料理が、御節(おせち)料理」と呼ばれ、その歴史は平安時代にまでさかのぼります。
新たな暦がはじまるお正月には、その年の豊作の願いも込めて、普段よりも豪華な食事になったのです。
おせち料理の原形が作られたのは、江戸時代後期からだといわれています。
江戸時代に入ると、庶民の暮らしも豊かになり食文化も発達し、新年に食べる料理も、野菜や山海の幸を利用したご馳走になりました。
現在のおせち料理にも登場する「黒豆」や「数の子」もこの頃にメニューに加わりました。
おせち料理の基本は、お屠蘇、祝い肴三種(三つ肴)、雑煮、煮しめです。
地方により、三つ肴、雑煮、煮しめの内容は異なるります。
三つ肴と煮しめは、重箱に詰められますが、これはめでたさを「重ねる」という意味で縁起をかついだものです。
一般的におせち料理とは、献立すべてを指すのではなく、重箱に詰められた料理のみを指します。
おせち料理は、たくさんの料理が重箱に詰められますが、何品以上を揃えるべきという決まりは特にありませんが、奇数で品数を揃えるのが良いです。
理由は、奇数は陰陽道で縁起が良いとされからです。
おせち料理のメニューは、語呂合わせや例え、粋やユーモアから作られています。
例えば、昆布巻きは「よろこぶ」、タイは「めでたい」など、要するにダジャレです。
栗きんとんや玉子焼きは、お金の色に例えられ、商売繁盛の願いが込められています。
最近は、おせち料理のバリエーションも豊かです。
定番の伊達巻きや黒豆などの和食メニューに加え、ローストビーフやサーモンのマリネなどが入っている洋風のおせち料理があります。
また、中華風おせち料理も人気が高く、チリソースで炒められたエビをはじめ、伝統のおせち料理の素材が、中華風にアレンジされています。
イタリア風オムレツ、栗のはちみつ煮、自家製ピクルスなどが入っているイタリアンのおせち料理も登場しています。
おせち料理を作らない人が増える一方、数万円もする高級おせち料理が毎年のように発売されています。
これらは予約限定発売で、老舗の料亭や高級ホテルのレストランなど、お店のネームバリューも手伝って、売れゆき好調です。
おせち料理も時代とともに変わってきています。