インド料理

インド料理というと、カレーのイメージが強いですが実は多くの種類があります。

インド料理を一言でいうとスパイシーといえます。

スパイスを多用して素材を調理する。

これがインド料理といえます。

インドでは、地域により民族、宗教の違いから料理にも違いがあります。

また、インド料理には、中国料理と同じように医食同源の考え方があります。

食事を通して、健康になる。

という考え方で食事を大事に考えています。

スパイスを多用して料理を作るのも医食同源によるもので、コショーは胃腸に、しょうがは貧血、リュウマチに、コリアンダーは便秘に、クローブスは解毒作用にと健康に配慮して食事を作っていました。

インド料理の代表はカレーですが、カレーにもいろんな種類があります。

野菜のカレー、肉の入ったカレーなど種類も豊富なのです。

辛いものからそれほど辛くないものまで辛さもいろいろです。

カレーには、ナンという小麦を練ったものを焼いたパンみたいなものがありすがこれをカレーに浸けて食べます。

本場、インドでは食事は手を使いいただきます。

これは、食事を神聖なものとかんがえていて手を使い料理を上手に使いいただくのです。

また、インド料理は油をあまり使わないのでカロリーを気にする必要がなく、ダイエットとして食事に活用してもいいかもしれません。

辛さですが、イメージとして全部が辛いのでは？と思うようですがそんなことはなくて辛くない料理もあります。

辛い料理をいただくときは水をくさん取るのではなく、インド流にすればいいようです。

その方法とはラッシーといわれるヨーグルト状のような飲み物を取るか、インドではよく飲まれるミルクが辛さを和らげるのに適しています。

中国料理

中国料理というと、油っこいと思う方が多いのですが、最近はヘルシー志向の影響でごく必要な分の油しか使わないで調理する店が増えてきました。

メタボリック症候群の影響で、世間が健康ブームになってきているので、なるべく油を控えて、野菜を多くした料理が開発されるようになってきています。

日本の街中で見かける中国料理は、本場の中国料理とはちょっと味が違っていて、どちらかといいますと日本の人に向けてアレンジした料理といえます。

本場の中国料理は歴史が深く、いろんな食材を使い、調味料も多くあります。

最近では日本でも本格的な中国料理を食べれるお店が増えてきています。

中国料理は料理の技法が多くあり、見た目も意識して作られます。

色彩、香り、音なども料理の１部なのです。

味では、健康ブームを意識してかあっさりとした味付けが多くなっています。

中国料理では、主に４つに分けられます。

北京料理、四川料理、上海料理、広東料理の４つです。

日本で多いのが広東料理とされています。

広東料理は、中国の南東部に広がる料理のことを指していて、味付けがあっさりとしたものが多いので日本人の味覚に合うといわれています。

ふかひれに代表されるものや野菜や他の国の調味料を使った料理が特徴です。

日本では一番なじみのある料理といえます。

ラーメン、チャーハン、餃子など必ず街中には中国料理のお店がありますね。

横浜の中華街でも広東料理のお店が多くあるのも日本人の味覚に近いからなのでしょう。

韓国料理

韓国料理といいますと、大抵の方は「焼肉、キムチ」が有名でありおいしいと答えるのではないでしょうか。

しかし、日本にも地方で、いろいろな地方料理があるように韓国でも地方でいろんな料理があるのです。

また、日本の料理と共通点もあります。

例えば「定食」。

定食といいますと日本では、１つのお盆に、おかず、ご飯、味噌汁、小鉢などを創造すると思います。

これで１つの形で定食となるわけですね。

しかし、韓国では日本のように１つの形ではなく、広い意味で捉えられているのです。

１つの例でみますと、日本でいうと宴会でみかけるコース料理です。

中華などでも見かけますね。

小鉢料理、おつまみが先にでて、その後に、料理が次々と運ばれてきます。

このコース料理のような形態も韓国では定食というテゴリーに入るのです。

このように、国が変われば同じ言葉でも意味の捉え方が変化するのですね。

また、韓国料理は焼肉に代表される肉料理が多いのでは？と思う方も多いかもしれませんが、実は韓国では野菜中心の料理が多いのです。

韓国料理には、おなじみのビビンバ（ご飯とナムル、焼肉を混ぜて食べるもの）、焼肉と野菜を葉っぱに包んで食べるもの、スープ類とたくさんの料理があり、どれもがバランスがよくおいしいのです。

韓国料理はよく辛いのでは？と思いがちですが、本場の韓国料理は実はそんなに辛くはないのだそうです。

辛い料理ももちろんありますが全部の料理が辛いわけではないので安心ですね。

韓国料理を家庭で作ってみたいものですね。