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2009/09/09 (Wed)
マクロ ビオティック 料理 教室
マクロビオティックとは食に関するひとつの提案。
英語では「Macrobiotic」と書き、長寿食・食養料理・自然食のことを表します。
1930年代以降に、日本CI協会の創設者である桜沢如氏が提唱した食事法をマクロビオティックをいっています。
食は人間の基本をつかさどるものです。
マクロビオティックでは、食品について、品質基準・選択基準・摂取基準、そして、生活習慣に関する原則を詳細に取り決めています。
素材はもちろん、調理方法や食べ方にまで厳格なのがマクロビオティックなんです。
なんのために、ここまでしているかというと、食事による健康維持や、体質改善・治病等が目的なのです。
こういうのを「食養」と言うようです。
マクロビオティックの食事法は、穀物と菜食が中心の、シンプルなものです。
旧来の日本食といってもいいでしょうね。
この食事法を続けることで、太りすぎを改善して、理想的な体型を維持することができます。
自然の農法から作られた旬の野菜、玄米や穀類、海藻、豆類を使い、天然醸造調味料で調理するのが特徴です。
その考えや、料理法を普及するために、マクロビオティックでは、広く料理教室を開いています。
1965年設立以来、初心者からプロまで多くの卒業生を送り出している伝統的な料理教室です。
メニューは、季節によって変わりますが、初級の場合、以下の食べ物をつくります。
玄米の炊き方・胡麻塩・味噌汁・きんぴらごぼう・ひじき蓮根・小豆かぼちゃ・切干大根と油揚げの煮物・ひえのくろけっと・カリントウ・青菜のおひたし・蓮根ハンバーグ・田舎まんじゅう・野菜のクラッカーなどなど。
マクロビオティックは、安全・自然な料理をおぼえたい方や、体質を改善したい人、病気をなおしたい人。
アトピーの改善や家族の心身の健康のためなど、食にたいする悩みや改善を求めている人にはうってつけの料理教室です。
詳細は、日本CI協会(http://www.ci-kyokai.jp/)。
最後に、マクロビオティックの基準を、簡単に説明します。
◆ 食品の品質基準1 農産物の肥料は有機肥料に限定。
いかなる理由でも農薬を使用していないもの。
収穫後の保存についても任意的な保存物質を用いないもの。
2 加工食品は全ての過程で、有害な化学添加物や抽出剤、化学調味料等を使用していないもの。
無害な天然添加物は許容。
製造古式製法等によるものとする。
3 DNA操作による遺伝子組み換え食材はだめ。
◆ 食品の選択基準 身土不二を原則とする。
原則として国内産を使用。
例外的に輸入品を認めるが、ポストハーベスト(収穫後の農産物に農薬を使うこと)には十分に注意要す。
◆ 食品の摂取基準
1 穀菜食が主体。
牛、馬、豚、鶏のような動物性食品は禁止。
2 野菜は、根、茎、葉等の全体を摂取する。
精製白米はを避け、玄米や分搗米等を摂るべき。
精製糖だめだが黒砂糖はOK。
魚類は小魚を推奨。
3 水分について 体質や病状に応じて加減する必要がある。
たとえば高齢者等の場合、十分な水分補填が必要。
4糖分の制限 糖質は一日の摂取量を制限する。
5 塩分の制限 過剰摂取をさけ、許容量の範囲内にとどめる必要がある。
6 食材の組合せ基準 病状、体質等に応じて「マクロビオティック食事法の十段階」の組合せ基準による必要がある。
◆ 生活習慣に関する原則
1 食事は1口ごとに最低20回以上咀嚼
2 食事の量を腹8分目程度にとどめる
3 間食は糖分に注意すること(健常者のみ食せる)
4 煙草は禁止
5 酒類は健常者に限り、少量
6 ストレスに注意し、克服すること
7 睡眠や休息を十分にとる
8 適度な運動を毎日おこなう
9 検診を定期的にな受信し、健康状態をチェックマクロビオティック料理の基本原則は、身土不二・一物全体・純正自然食品・陰陽調和です。
なにやら舌をかみそうな熟語が並んでますが、昔の日本なら、誰もが自然に体得していた習慣・食生活ばかりです。
現代の生活がそれほどまでに、自然からかけ離れていることを認識して、食べ物を見直してください。