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2009/09/18 (Fri)
鍋料理の種類
<水炊き>
鶏肉などをお湯で煮て、ポン酢などをつけて食べる鍋料理です。
一緒に入れる具(野菜など)は、いろいろと好きなものを入れて楽しみましょう。
<ちり鍋>
白身魚を中心とした具材が特徴の鍋料理です。
昆布だしに白身魚や豆腐・あくの少ない野菜を入れて楽しみましょう。
「ちり」の語源は、刺身を食べない西洋人達が、新鮮な魚の切り身をお湯を通して食べた時に、「ちりちり」と縮むところから付けられたそうです
「鱈ちり」「鯛ちり」「河豚ちり」など魚の種類でいろいろと呼ばれています。
魚以外にも「豚ちり」や「鶏ちり」などもあります。
<湯豆腐>
切った豆腐を昆布でだしをとったお湯で煮、醤油やポン酢に薬味を入れたものに付けて食べる鍋料理です。
京都の湯豆腐が有名です。
<寄せ鍋>
汁をたっぷり入れた鍋に白身の魚や鳥肉・貝・野菜などを取り合わせて入れ、煮ながら食べる鍋料理です。
煮汁の味で十分楽しめますが、薬味をつければもっとおいしくいただけます。
<おでん>
元来「おでん」は、豆腐やコンニャクや芋を串に刺して、みそをつけて焼いた「田楽」でした。
それから焼かずに煮込むことで「煮込みおでん」に変わっていったのが「おでん」とされています。関西では「関東炊き」とも呼ばれています。
<すきやき>
今では国際料理として愛される「すきやき」。
農民が、使わなくなった鋤(農具)の上に肉を置いて焼いたことが語源とされています。
明治初期に、それまで食べることが許されなかった牛肉が食べれるようになり、「牛鍋」が庶民の間で広く食べられるようになりました。
牛肉を食べることが文明開化の象徴とされ、大流行しました。
その「牛鍋」が今の「すきやき」のはじまりとされています。
関東の「煮るすきやき」、関西の「あぶるすき焼き」と地域によって食べ方も違っています。